超撥水DRY加工商品のメンテナンス方法
正常な状態 【インターラインロッドの断面図】
ドライ加工が正常な状態では竿内面の谷の部分には水滴が溜まらずスパイラル山でラインが持ち上げられるため、糸の出が非常にスムーズです。 |
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塩やゴミがこびり付くと… 【インターラインロッドの断面図】
海水に含まれる塩(結晶化)やゴミなどがこびり付くと撥水効果が失われて、竿内面にラインがこびり付き、放出性能が低下してしまいます。 |
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性能低下を防ぐには
- (1)
- ご使用後竿の内面が濡れているうちに、真水で内面を洗浄してください。
出来れば35~40℃のぬるま湯の流水を通してください。(※やけどに注意)
- (2)
- 万が一、数日間海水で濡れたまま放置した場合には、ぬるま湯(35~40度=お風呂の温度)に10分間つけた後に(1)の 作業 をしてください。
- (3)
- 海面に油が浮いている様な場所でご使用になった場合には、特に良く洗ってください。
また、性能が回復しない場合には、修理としてお預けください。
【 ご注意 】
- ※
- 中性洗剤や薬品類のご使用は避けてください。成分が付着すると性能低下の恐れがあります。
- ※
- 洗浄には絶対にブラシ等は使用しないでください。また節を全てばらした状態で洗浄してください。
- ※
- 洗浄後の乾燥は、バラした状態で節を良く振って立てかけて行ってください。
コンプレッサーがあれば、エアーで吹き飛ばすことが出来るため乾燥は不要になります。
超撥水DRY加工商品にスプレーをご使用になる場合
※ご使用にあたっては、製品に添付される 取扱説明書 をお読みください。
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超撥水ドライロッド・スーパーインターラインロッドのメンテナンス用の「 超撥水ドライスプレー 」(2005.3.DEBUT)を必ずご使用ください。
超撥水DRY加工も、その撥水性能自体に変化はなくとも、ロッドを長期に使用するなかでリニア構造の凸部先端部の摩耗、何らかの原因による傷から劣化することもあります。 ロッド自体の初期性能をよみがえらせる、さらに長期にわたり快適な釣りを得るため、このスプレーが超撥水DRY加工をサポートします。 |
※他社類似品等によるトラブルは責任を負いかねます。
(組成成分が異なるため、超撥水加工に対し有益とは言えません。)