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ダイワ釣具の修理・メンテナンス FAQ
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空巻き時は問題ないが、負荷を掛けて巻くと異音がする。
ラインローラー部のローラーベアリングやローラーカラーの異常(塩ガミ・錆など)によるものと思われます。部品交換や洗浄・注油等が必要となります。
ラインストッパーが取れてしまった。修理は可能ですか?
修理可能です。ただし一部機種やスプールの状態によっては対応出来ない場合がございます。
スプールとドラグノブが供回りする。
ドラグラチェットが変形してる恐れがございます。弊社へ修理としてお預けください
ベールの返りが悪い。
ベールが変形している可能性があります。多少の変形であれば修正は可能ですが、ひどく変形している場合は交換となります。
ハンドルを回してもベールが返らない。
不具合が生じている場合もありますが、機種によってハンドルの回転でベールが返らない仕様のもの(マニュアルリターン)があります。
糸巻き状態が片寄る。
スプールワッシャーでスプールの高さを調整してください。
スプールの上部に片寄る場合はワッシャーを増やし、逆に下部に片寄る場合はワッシャーを抜いてください。
ワッシャーの調整で改善が見られない場合は、他の箇所に不具合が発生していることが考えられますので修理にお預けください。
またローター、アームレバーが著しく摩耗している場合部品交換等修理対応が必要となる場合がございます。
ローターの下に糸が絡んでしまった。
ローター部を取り外してラインを除去致します。マグシールド機種の場合はマグオイルの再注油を必要となりますので弊社へ修理としてお預け下さい。
スプール上で糸(PEライン)が空回りする。
糸すべり現象の可能性があります。糸の巻き始めをセロハンテープで止めるか少量のナイロンラインを下巻きにする事で解消します。
替えスプールのオーバーホールも可能ですか?
可能です。
ラインローラーのスクリューが固くてまわらない。
ローラースクリューは緩み防止のためにネジロック剤で固定しております。
無理に外そうとすると、スクリューやベールが破損・変形する恐れがございますので無理に外さないでください。
投げリールの(マグBB機種)ラインローラーSCを開けても大丈夫ですか?
取扱説明書に記載がございます通り、マグシールドBBラインローラーにつきましては、分解・注油はお控えいただきますようお願いいたします。
マグシールド部の再注油はしてもらえますか?
マグオイルの注入のみ可能です。
マグシールドボールベアリングに注油してもらえますか?
マグシールドボールベアリングへの注油は行っておりません。消耗した場合は交換が必要となります。
ラインローラーにマグシールドが搭載されている機種に注油できますか?
マグシールド部・マグシールドボールベアリングへの注油は、磁性流体へ影響を及ぼすおそれがあります。注油・分解は絶対にしないようお願いいたします。
ラインローラーカラー、メインシャフトのカラー(スプールメタルカラー)、ハンドルノブのカラーをベアリング仕様にしたい。
SLPW BB KITが各種ございます。適合機種・サイズにつきましては
SLP WORKS 製品対応検索システム
をご参照ください。
ATDのメンテナンス方法を教えてください。
ドラグワッシャーは規定の含侵量が決められています。メンテナンスは部品交換となります。
両軸・ベイトリール
手巻き両軸リールの液晶表示が出ない。
電池容量不足の可能性があります。電池は製造段階で組み込まれるため、自己放電により徐々に電圧が低下していきます。
また、ボタン類の上に物を載せたり、ボタンを押さえつけられる状態が長く続くと電池容量が短期間で低下する恐れがあります。
カウンター付き石鯛リールの電池交換はできますか?
カウンター付き石鯛リールのICモジュールは電池内臓の密閉方式となっているため電池交換はできません。
文字が消えたり、薄くなってきた場合は、ICモジュールの交換が必要となります。
(電池寿命に関しましては、カタログ、取扱い説明書等をご参照ください。)
小型のカウンターリールの電池は自分で交換できますか?
電池が収められているICモジュール内は防水機構となっているため、修理にお預けください。
ベイトキャスティングリールを使用していますが、キャスト時に異音がする。
主にスプールボールベアリングの性能低下による異音の可能性があり、その場合ベアリングを交換する必要があります。
他にもメカニカルブレーキノブをしめてご使用の場合はスプールが焼き付いてしまったり、糸巻きの状態が悪い時のブレ音等様々な原因が考えられます。
スプールは高速回転する部位ですので日々のメンテナンスが必要です。
両軸リールのスプールが左右に大きくガタつく。
メカニカルブレーキをゆるめ過ぎている場合が考えられます。メカニカルブレーキノブで調整してください。
ベイト、両軸リールのクラッチが故障する主な原因は何ですか?
クラッチレバーを下げた状態でクラッチレバーに指を置き、負荷をかけたままハンドルをまわしてクラッチを復帰させようとすると、カチカチと音がします。
この状態を繰り返しおこなうと、不具合が生じる恐れがあります。
ベイトリールキャスト時の注意点はありますか?
ベイトリールのキャスト時は、必ずハンドルを上向き(もしくは下向き)にして握ってください。
ハンドルを横向きにしてしまうとキャストの勢いでハンドルが回転し、クラッチが返ってしまいます。
最悪、ギヤの破損の恐れもあります。絶対におやめください。
正しい握り方
誤った握り方
ブレーキを緩めても飛距離が出ない。
スプールエッジやフレームに油分や汚れなどが付着していると、スプール回転に抵抗が発生し飛距離がでない場合があります。
その際にはスプール、フレーム、サイドプレートを清掃していただくと改善できる事もあります。
スプールを外すとマグオイルが漏れている。
ご使用により通常のBB内のオイルと同様にマグオイルも漏れ出してしまう事がございますが、必要量は磁力によって内部に留まる設計になっております。
またマグオイルが他のBB等に接触した事による影響もございませんのでご安心ください。
なお、お手入れの際は取扱説明書に記載されていますように、マグシールドBBへの注油は絶対におやめください。
製品品番の数字の意味、読み方を教えてください。
下記の図、または総合カタログをご参照ください。
ドラグを締めても糸が出てしまう。
スプール上で糸が空回りしている可能性があります。この現象は「糸滑り現象」と言い、リール本体に異常はございません。
糸の巻始めをセロテープなどでしっかりと固定して頂くか、少量のナイロン糸を下糸として巻くなどし、もう一度巻き直していただいてからご使用ください。
電動リール
電源コードの修理はできますか?
差し込み部が一体であることから、防水処理が困難となるため修理はできません。不具合の際は、新しいコードに交換する必要があります。
ICの液晶部のパネル割れや、ボタンの欠けについては、パーツ交換は可能ですか?
防水性能の問題から、ICモジュールはアッセンブリーパーツとなっています。
分解や修理ができないため、ICユニットの交換が必要となります。
※一部機種では液晶周りのカバーであれば交換可能です。
ラインの巻き替えや、新規でラインを巻く時の注意点はありますか?
店舗での入力が前提の為、特に室内では実釣時と違い、外気やラインの水分等による気化熱での冷却が働かないため、ラインテンションを約1㎏にあわせ、必ずHiスピードで巻き取りをしてください。
低速で長時間負荷巻きをすると、モーターの発熱温度が高くなりモーターの性能低下につながる場合があります。
なぜ『PEライン専用』のリールに、ナイロン・フロロを巻いてはいけないのですか?
PEラインはほとんど伸縮しませんが、ナイロンやフロロは負荷時にラインがかなり伸びます。
伸びたラインが元に戻ろうとする時の強い伸縮力がスプールを締め付け、スプールの変形や破損の要因となってしまいます。
「コードは本体から抜いた状態で保管してください」と書かれていますが、なぜですか?
接続部の錆つきや、コードの変形による通電不良・断線などの要因になるからです。
電動コードを延長して使いたいのですが、問題はありますか?
コードを延長すると抵抗値が増加し、電圧降下が大きくなるためお勧めはできません。
また、コードを延長した場合、防水性能を保てずに、接合部から錆が発生する可能性がございます。
錆や断線等のコードの不具合は、発熱や発火の要因となるおそれもあります。
画面内に浸水するケースで多い要因は何ですか?
水没などの水圧によって浸水する場合と、ICモジュール部への衝撃、加重圧からくるたわみによるクラック(僅かなひび割れ)、溶着部剥離を原因とした浸水、パネル付近への打痕や歪みなどから浸水する場合、と複数種類の要因があります。
浸水していることは表示部のパネルで確認ができますが、ICは分解ができないことから浸水箇所の特定は難しく明確な断定はできない場合があります。
電動リールの洗い方と、注意点を教えてください。
水道の蛇口やシャワーで直接リール全体(上下、左右、前後)にしっかりと水をかけて、汚れや塩分を洗い流してください。
お湯や温水は内部のオイルやグリスを熱で溶融させてしまい、油脂成分を一緒に流してしまいますので、『冷水』を使用してください。
また、バケツなどに水を溜めた漬け洗いは、水圧によりICやモーター部へ浸水してしまう危険がありますので、絶対にしないでください。
洗浄後はタオルの上に表示部のパネルを上にした状態(水抜き穴はリールフットの両サイドに設けられています)で、 風通しの良い場所で内部の水抜きと乾燥をさせてください。
流水洗浄は使用したその日に行うことが最も効果的です。これは、海水が塩分や結晶になる前に洗い流してしまうことが重要だからです。
なお、お手入れ(メンテナンス)は取扱説明書に沿った方法で行ってください。
プレートの隙間や水抜き穴から水が入っても大丈夫ですか?(流水洗浄の場合)
水が入っても大丈夫です。内部の電装パーツなどの浸水をしてはいけない箇所は防水仕様になっています。
電源関係側が要因で起きる不具合は何かありますか?
供給する側の電源容量が不足していると、モーターでの巻き上げ時に速度が安定しない、モーターが止まってしまうなどの症状が出ることがあります。
また、 コードのワニ口やバッテリー側の端子に塩噛みや錆、緑青などが付着し通電状態が安定しない場合、電動巻き上げ時にモーターの巻き上げが止まったり、電源が落ちてしまったりすることがあります。
ICモジュールが故障するとどのような不具合が発生しますか?
下記のように様々な異常が生じることがあります。
・画面のカウンター表示が止まって水深をカウントしなくなる
・電源を入れただけで勝手にモーターが回転する
・画面の文字が欠ける
・ICモジュールのボタンやモーターが反応しなくなる
・電源が入らなくなる
・正常な電源を使用しても巻き上げ時にブレーカーが作動する